ハイパーVソールとは?  

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ハイパーVソールのコンセプト

最近、駅や歩道など自宅以外での転倒・転落事故が増えており、厚生労働省の統計によると、同一平面上での転倒による死亡者数は4,114人(平成19年度)の方々がそうした事故で亡くなっているという状況です。
このような状況のなか、当社では10年余り前から、一般に使われてきたノンスリップソールの研究開発を進めてきました。  厨房用シューズやブーツなど商品化を行なってきましたが、今回、さらに高度なグリップ性能を発揮する「ハイパーVソール」を開発しました。

ハイパーVソールの3大特徴

* 滑りにくさ従来の2.5倍
* すり減りにくい外底
* 静摩擦から動摩擦への移行がスムーズで転倒しにくい

ハイパーVソールの紹介・実験映像

(注):映像の中でハイパーVの滑りにくさを表わす区分が「4」と紹介されていますが、その後、耐滑性能の規格表示が改訂され、現在の規格では最高区分の「5」に相当します。

油・水床面でも高い安定性

安全靴の耐滑性規格

 

区分 動摩擦係数
0.05以上、0.10未満
0.10以上、0.15未満
0.15以上、0.20未満
0.20以上、0.30未満
0.30以上

 

※ハイパーVソールは区分5以上

動摩擦曲線

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耐滑性(ノンスリップ力)測定、表示する基準については、JIS規格化の作業が進められているが、現段階では労働安全衛生総合研究所技術指針のなかで、耐滑性について「安全靴のすべりに対する性能で、その程度により動摩擦係数を5等級に区分する」とされている。

ハイパーVソールの耐滑性能について「独立行政法人 労働安全衛生総合研究所」に試験を依頼、技術指針で最も優れた耐滑性区分5をはるかにクリアする耐滑性があることを実証している。
さらに、動摩擦軌道の試験データ(グラフ)では従来のソールの摩擦が「静」から「動」に移行する時に大きな変動が生じるためいわゆるスリップでの転倒の 危険性が高い(青線)のに比べ、ハイパーVソールでは摩擦係数曲線が安定しており、その後もスムーズな移行がみられ(赤線)、安全性が極めて高いことが分 かる。

ハイパーVソールの氷上での使用については、通常の靴底よりはグリップいたしますが(当社従来品比)、決して雪上や氷上での使用を想定した商品ではありません。ご使用の際は、くれぐれも機能を過信されませんよう、よろしくお願いいたします。

 

社長のコメント

厚生労働省の統計によると、同一平面上での転倒による死亡者数は3,879人(平成17年度)とされており、転倒を高度に防ぐことのできるシューズの開発は社会的な要請となってきております。
 当社では作業用、学童用シューズの開発、販売を行なっている関係もあり、ゴム企業としての研究・技術力を生かして、グリップ性能の高いソールの開発を進めてきました。
 今回開発した「ハイパーVソール」は、これまでにはないグリップ性能、耐滑性を有しており、特に静摩擦から動摩擦への移行がスムーズなことで、試履きし た人が信じられないと驚くほどのグリップ安定性を有しております。すでに労働安全衛生総合研究所での試験に続き、東京工業大学床性能研究会での試験でも同 等の評価を得ています。 
 この性能はゴムなどの配合、底意匠などの相乗効果によるもので、耐摩耗性にも優れており、すでに国内では特許を取得しておりますが、海外でも出願を完了しております。